現在、日本において有機基準(有機JAS規格)が制定されているのは、「有機農産物」「有機加工食品」「有機畜産物」「有機飼料」の4品目のみです。
また、繊維の原料となるコットン(綿)の有機認証は、国際的には有機農産物の一部として解釈しますが、日本では繊維用の綿花は有機JAS認定を取得できません。
それはJAS規格の範囲が食品に限定されているためです。
有機農産物では、有機米、有機野菜はもちろんのこと、ブドウや梅、柚子などの果実、有機椎茸なのどの有機キノコ類もあります。
有機加工食品は、有機緑茶、オーガニックレギュラーコーヒーやオーガニックティー、有機牛乳などの飲料。
日本の伝統食品である有機味噌や、有機醤油、有機納豆、有機こんにゃくも認定しています。
その他、オーガニックウスターソースやオーガニックマーガリンなどの調味料、オーガニックチョコレート、有機甘栗、有機水ようかんなどの菓子類も豊富です。
現在、日本において国が有機JAS規格を決めているのは、「有機農産物」「有機加工食品」「有機畜産物」「有機飼料」の4種類です。
栽培方法、使える肥料、製造方法、使える食品添加物などの公的基準です。
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